活性酸素ってなんだろう??
1.「酸化」と「活性酸素」
「酸化」とは物質が酸素と結びつくことをいいます。
例えば、食品をそのまま放置すると次第に変色します。それは酸素と結びつき、その商品が「酸
化」したためです。
「活性酸素」とは、活発な酸素のことで、「酸化させる力」がとても強いと言われています。
人間の体の中でも活性酸素が増えることで、食品と同じようなことが起きてしまいます。
人間は呼吸によって、一日に500ℓ以上の酸素を体内に取り入れています。
そして、細胞はその酸素を使って栄養分を分解し、生きていくためのエネルギーを作り出していま
す。
この過程で取り入れた酸素の約2%が強い酸化作用を持つ「活性酸素」になると言われていま
す。
病気の90%以上は過剰に作られた活性酸素が関与しているのではないかと、さまざまなメディアでとりあげられています。
2.活性酸素は過剰になりやすい
「活性酸素」は日常においても量が増えやすい傾向にあり、量が増えすぎると身体で悪い働きを
し始めます。
これが「過剰に作られた活性酸素」と言われています。
「過剰に作られた活性酸素」が増えると、体内が錆びやすくなり、酸化=老化が進みます。
3.活性酸素と戦う「抗酸化力」
人間の身体には本来、活性酸素の攻撃から身を守るための「抗酸化力」が備わっています。
その代表がSOD(スーパーオキサイドディスムターゼ)です。
SODは余分な活性酸素を還元・消去する働きがあります。
しかし、身体の中でSODを作る力は、30歳前後から低下することが即に分かっています。
4.「抗酸化食品」と「水素」
身体の老化を抑える作用のことを「抗酸化作用」と言います。
「抗酸化作用」のある物質や食品の代表例として、「ビタミンC」「ビタミンE」「ポルフェノール」「カテ
キン」などがあります。
たしかに抗酸化食品を摂取することで活性酸素は減りますが、それらの食品の有効成分は、
・分子サイズが大きくて臓器深部まで浸透しない
・水に溶けにくく腸から吸収されにくい
・直ぐに消耗されてしまう
などのデメリットがあり、活性酸素を消去する効率があまり良くないことが分かっています。
ところが、「身体に必要な活性酸素」には反応せずに「過剰に作られた活性酸素」にだけ反応して
無害な水に変えてしまう物質があります。
その答えが「水素」なのです!
水素は地球上で最も小さな物質なので、ビタミンなどの大きな物質では通り抜けることができない人間の身体の奥深くまで入り込んで、脳内まで入っていくことができます。